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【いなぐま通信】 
特発性大腿骨頭壊死
     
    今回は特発性大腿骨頭壊死についてご紹介します。これは
    人体で1番大きな球状の関節である股関節を構成する大腿
    骨頭の一部が、血流の低下により壊死に陥った状態です。
    やや男性に多く、30~50歳代に好発します。
    【症状】
    骨壊死が発生しただけの時点では自覚症状は少なく、骨壊死
    に陥った部分が潰れて大腿骨頭に圧潰が生じたときに出ます。
    このため症状が出るまでには数ヶ月から数年の時間差があり
    す。自覚症状としては急に生じる股関節部痛が特徴的で
    痛、膝痛、臀部痛が初発する場合もあるので注意が必要です。
    【治療法】
    保存療法:壊死の大きさや位置から予後が良いと判断できる
    症例や症状がない場合に適応されます。杖などによる免荷が
    基本となり生活指導を行い、疼痛に対しては鎮痛消炎剤の投
    与などで対処します。  
    手術療法:自覚症状があり、圧潰の進行が予想されるときは手
    術適応される場合があります。
    上記の症状で説明したように股関節だけに痛みが出るわけでは
    なく、腰や膝、臀部から症状が現れる場合もありますので少しで
    少しでも気になる事があれば、早めにお近くの医療機関へ受診
    する事をお勧めします。 
     
     
      
       
バックナンバー
2017/12号 肺炎球菌感染症
2018/11号 翼状肩甲
2018/10号 ヘバーデン結節
2018/9号 特発性大腿骨頭壊死
2018/8号 肘内障
2018/7号 下肢静脈瘤
2018/6号 肘部管症候群
2018/5号 虫垂炎(盲腸)
2018/4号 副鼻腔炎(蓄膿症)
2018/3号 足根洞症候群
2018/2号 ものもらい
2018/1号 ド・ケルバン病
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