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【いなぐま通信】 
肺炎球菌感染症
     
   今回は肺炎球菌感染症とその予防ついてご紹介します。まず肺炎球菌
   感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。こ
   の菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染しま
   す。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在していると
   されており、健康で体力のある状態ならば免疫力が十分あるため感染
   症を起こすことはありません。しかし体調を崩すなど何らかの原因で免
   疫力が低下している時や風邪を引いた後などに発症することがありま
   す。これらの菌が何らかのきっかけで増殖することで、気管支炎、肺炎、
   敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
   肺炎球菌による感染症にかかることが多いのは、5歳未満の乳幼児や
   65歳以上の方です。5歳未満の乳幼児では免疫機能が未発達のため
   肺炎球菌に対してうまく免疫が働きません。また65歳以上の方では加
   齢とともに免疫力が低下し始めるので感染症にかかりやすくなります。
   <肺炎球菌ワクチン>
   肺炎球菌による感染症を予防するワクチンです。肺炎球菌にはたくさん
   の型があるのですべてを予防できるわけではありませんが、接種してお
   くことでワクチンに入っている型が原因のものに予防効果が期待されま
   す。肺炎球菌ワクチンには定期接種で受けることのできる多糖体ワクチ
   ンがあります。詳しくはお近くの医療機関にご相談下さい。
   
   
   
  
   
   
   
バックナンバー
2017/12号 肺炎球菌感染症
2018/11号 翼状肩甲
2018/10号 ヘバーデン結節
2018/9号 特発性大腿骨頭壊死
2018/8号 肘内障
2018/7号 下肢静脈瘤
2018/6号 肘部管症候群
2018/5号 虫垂炎(盲腸)
2018/4号 副鼻腔炎(蓄膿症)
2018/3号 足根洞症候群
2018/2号 ものもらい
2018/1号 ド・ケルバン病
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