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【いなぐま通信】 
ヘバーデン結節
       
     今回はヘバーデン結節についてご紹介します。
    まず、ヘバーデン結節とは手指の第一関節が変形し、曲がってしまう
    疾患で、爪の少し下の辺りに硬いコブが出現するのが特徴です。
     40歳以上の女性に多く、加齢や手指の使い過ぎ等が主な原因で
    あるとされていますが原因は不明です。症状は急性期に赤く腫れ
    たり痛みを生じ、慢性期になると第一関節にコブが出現し指の変
    形が起こります。指の動きが悪くなり、物を強く握ることが困難です。
    また関節部に水ぶくれのようなものが出来る場合もあります。     
     診断としてX線検査を行い、第一関節の骨の隙間が狭くなって
    いたり、変形があればヘバーデン結節と診断が可能です。
     治療としては、保存療法と手術療法がありますが、ほとんどの場合
    は保存療法で症状が改善する傾向にあるのでそちらをご紹介します。
    痛みや関節の不安定性がない場合は一般的に治療は行いませんが
    痛みがある場合は安静にし、消炎鎮痛薬を患部に貼り付けて炎症を
    鎮め、テーピングによる固定が有効です。整形外科では炎症を抑える  
    ための関節内注射を行う場合もあります。  
     加齢的な変化に伴う病態ですので、痛みがなければ治療は必要あり
    ませんが、痛みがある場合又は部位が変化してきた場合は一度お近
    くの整形外科を受診して頂くことをお勧め致します。
  
   
    
    
      
       
バックナンバー
2017/12号 肺炎球菌感染症
2018/11号 翼状肩甲
2018/10号 ヘバーデン結節
2018/9号 特発性大腿骨頭壊死
2018/8号 肘内障
2018/7号 下肢静脈瘤
2018/6号 肘部管症候群
2018/5号 虫垂炎(盲腸)
2018/4号 副鼻腔炎(蓄膿症)
2018/3号 足根洞症候群
2018/2号 ものもらい
2018/1号 ド・ケルバン病
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